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経管栄養と在宅介護における患者と家族の二人三脚

経管栄養って必要なの?
経管栄養とは、口から栄養を十分に摂取できない患者さんへ消化管内に通したチューブを使って流動食・流動様の栄養剤をを体内へ送り込む方法のことです。
経鼻経管栄養と胃瘻・腸瘻があります。
経鼻経管栄養は、在宅で行われる比較的容易な方法ですが、患者さんが意識を持っている場合は、苦痛や違和感を感じます。
胃瘻・腸瘻は、経鼻経管栄養のように違和感はないですが、病院・医師の外科的な処置を伴い、素人には再挿入が難しいので、トラブルの危険性があります。
長期間携わる在宅看護や介護など自宅で行う場合は、点滴などよりも栄養面や免疫面で優れており有効です。また感染の予防にもなります。
ただし、患者さん(意識がある場合)と家族の意志をしっかり議論する必要はあるでしょう。

経管栄養に見る家族による在宅介護負担

家族が患者になったその日、家族はどう向き合うのでしょうか?
大事な家族の一員が長く生きて欲しいという気持ちと、苦しんで欲しくない
気持ちがあり、また介護における家族の負担は軽いものではありません。
患者の状態が意識がある場合、少しでも苦しみや辛さが軽減できるような
形で経管栄養を行うことがベストです。
しかし、患者本人に意識がない場合、家族はどういう判断・決断を下すのかに
かかっています。
介護保険は2000年にスタートし、「介護の社会化」を訴えていても、
痴呆患者である高齢者を在宅にて介護する家族の負担は
軽減されているとはいえません。
追い詰められた末、家族による虐待、ひいては、殺人・自殺などの
最悪のケースに発展することも少なくはありません。
悲惨で悲しいサイクルを断つためにも、国など地域をあげての
サポートが必要になります。
そして、家族の在り方が問われますが、ストレスに感じない
工夫が必要になってきます。
施設に頼るのも家族の絆を保つために必要な決断になるのでは
ないでしょうか?

経管栄養・在宅看護とホスピス・緩和ケア

高齢化社会に伴い、終末期医療について考えていきたいものです。。
WHO(世界保健機構)による緩和ケアへの定義は、
生命の危機に瀕している患者と患者の家族が、その疾患の早い時期に
身体的・精神的な問題を考慮し、生活や生命の質を改善するためのアプローチとしています。
ホスピス・緩和ケアには、生命を脅かされている状況にある患者と患者の家族がともに生活の質を上げていくために、さまざまな専門職分野に携わるものやボランティアがチームとして提供するケアといえます。
まずは、痛みや苦しみにつながる症状を緩和すること、生命の尊重と、死が自然であることへの認識。患者がその人らしく最期を全うして生きて行けるように支えていくものです。
療養時から最期まで、様々な困難に対処すべき協力体制です。
家族が孤立することを避けるためのチーム体制です。
患者・家族に医師などの専門家が加わりチームでケアを施していくのです。
経管栄養を施すことと同時に、何が一番、家族と患者のためにふさわしい処置なのかを認識するための手段の一つでしょう。

Copyright © 2007 経管栄養で行う在宅看護の必要性